歩行分析、動作分析に特化した吉祥寺の整骨院。院長の吉田です。
今回は前回の患者様の質問から自宅できるマッサージについて答えています。
その前に 前回の質問を振り返ると・・・ お母様のからの質問なのですが、走る時にX脚になっているのが気になります。 X脚の靴を自宅でできるチェック方法はないか?という質問でした。 前回の答えとして、チェック方法とエックス脚を放置しているとどうなるかについてブログでアップしました。
内容は
ーX脚のチェック方法ー
- 靴の裏面を見ます、
- 踵に注目してみます。
- 踵の内側がすり減っていないか チェックします。
- 踵の内側部分がすり減っていたら要注意です。
ーX脚を放置していると、どうなるかー
- 陥入爪(カンニュウソウ)といって爪の親指部分が痛くなったり、膝の靭帯や半月板が痛くなったり、ひどくなると股関節まて痛くなります。そうなる前に、自宅で必ず靴の踵部分をチェックしてください。 陥入爪(カンニュウソウ)とは・・・若い世代の層に多い。
- 強く足を踏みこんだ時に痛みがでます。
- 主な原因の一つに深爪。間違えた爪の切り方。
- スポーツなど足指に力が加わると発症する。
X脚改善に効くマッサージ
今回はマッサージについてお話ししたいと思います。
ポイントとなるのが・・・ ・アキレス腱 ・踵の動きを出すマッサージ です
ーアキレス腱のマッサージー
マッサージ方法 アキレス腱とは ふくらはぎの筋肉と踵の骨をつなぐ部分についています。 人体の腱の中で最も大きく、最も強い腱のうちの一つです。 二人でマッサージを行う場合は 施術者は踵を持って、もう一方の手でアキレス腱の部分を上下運動を繰り返しマッサージして下さい。
アキレス腱のマッサージを一人で行う場合は・・・
椅子に座りアキレス腱の部分を上下にマッサージしてください。 ポイント マッサージの強さに注意してください。 軽く施術してください。さするだけでも大丈夫です。 腱に熱を持たせる事が大切です。
ー踵の動きを出すマッサージー
踵は、歩行時、スポーツ時に地面からの衝撃を緩衝する機能があります。
踵の動きを出しマッサージを一人で行う場合は・・・
椅子に座り、踵を持っている手で外側へ、もう一方の手で小指側が上がるような運動。 そして、踵を持っている手で内側へ。もう一方の手で小指側が下がるような運動で、繰り返しマッサージして下さい。
踵の動きを出しマッサージを二人で行う場合は・・・
施術者は踵を持っている手で外側へ、もう一方の手で小指側が上がるような運動。 そして、踵を持っている手で内側へ。もう一方の手で小指側が下がるような運動で、繰り返しマッサージして下さい。
マッサージをするときの大切なポイント
マッサージの関節の動きに注意してください。 関節の動く範囲で行って下さい。 関節が必要以上に動いてしまうと靭帯を痛めてしまう事があります。 実際の患者さんの施術の動画も載せました。 参考にしてください。