
今回はなぜ?歩きかたを診る事が大切か?パート2です。
この事について、お伝えしたいと思います。
歩き方は、正直、様々で色々な歩き方が人によって違います。
例えば、ちょっとO脚やちょっとX脚に歩いていたりと。しかし、そのちょっとした事が、後に腰痛・膝痛・踵痛の原因になる事があります。
今回はO脚についてお話ししたいと思います。
ーO脚の痛みの動作を解説ー
軽いO脚で歩いていた人の場合
解剖学的に
- つま先は正常《後方から見たら見えず》
- 膝が外側を向き
- 骨盤が開き
- 猫背になりやすい
このような状態です。
この状態で歩いていると、
- 足部が踵・外側重心になり
- 踵が少し外側に倒れる事で、膝下から足首までの骨がねじれO脚になり膝の内側に痛みが出ます。
- 膝へのストレスが大きくなり
- 変形性ひざ関節症に移行しやすくなります。
ここで前回のブログで書いたX脚について復習したいと思います。
ーX脚の痛みの動作を解説ー
最初は軽いX脚で歩いていた人の例として、
解剖学的には
- つま先が外側を向き
- 膝が内側を向き
- 骨盤が内側に入ります
このような状態です。
この状態で歩いていると
- つま先が外を向くことで踵が内側に倒れます。
- そのような踵が内側に倒れた状態で歩いていると踵の内側や足底腱膜を痛めます。
- また、踵が内側に倒れる事で、膝下から足首までの骨がねじれX脚になり膝の内側に痛みが出ます。
- X脚がびどくなると、膝の下と膝上の骨が捻れ股関節の内側までに痛みが出現します。
このように歩き一つで痛みは変わってきてしまいます。
O脚改善の予防には何が必要か?
実際、臨床の現場でO脚の患者様は足首の固い人が多いのが現状です。足首の硬さに関連するのがアキレス腱です。また、アキレス腱についているふくらはぎの筋肉も硬くなっているケースが多いです。次回はアキレス腱のストレッチについてブログをアップしたいと思います。
当院では皆さんの本来持っている歩きのチカラをしっかりとチェックして施術していきます。