今いらっしゃっている患者様でお尻の横側と太ももの横に重い鈍痛と違和感があると訴えていました。
歩きも痛い足を引きずるような歩き方でできるだけ足に荷重しないようにして歩いていました。それが原因で姿勢は猫背になってしっかり歩くことができませんでした。
歩くと痛い、何もしなくても痛みと違和感があるとしきりに訴えていました。
坐骨神経痛と見越して治療しましたが症状の緩和が見られず別の目線からアプローチすることにいたしました。
それが大腿外側皮神経(だいたいがいそくひしんけい)です!

画像のオレンジのマーカーで塗られている部分です。
これは坐骨神経ではなく腰神経叢(ようしんけいそう)のなかのひとつで腰椎の2番3番から出ています。
鼠径靭帯という股関節の前の靭帯の下を通っているためお尻より股関節前部をほぐすことで症状の緩和を見ることができます。
鼠径靭帯をほぐすことで症状の緩和が見られました!
大腿外側皮神経は足の付け根の横と前しか痛みを出さないはずですが、坐骨神経痛と併発することが多く、鼠径靭帯がほぐれることで骨盤に動きが出て坐骨神経も緩んてきます。
当院では様々な観点から治療を行います。
興味のある方は下記のリンクからホームページをご覧ください。