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歩行分析姿勢改善

寒さが原因の腰痛は、つま先立ち運動で予防できます!

秋から冬にかけて増える症状として、腰痛が挙げられます。体温が急に下がると、体が本能的に動いて、肩をすくめたような特有の前かがみ姿勢になってしまい、これが歩行にも影響を及ぼします。

寒さを感じた時の姿勢

この時期に気をつけたい腰痛の予防方法についてご紹介します。

寒さと腰痛

寒い時期に腰痛が増えるのには明確な原因があります。

気温が下がると、人間は体温が低下し、末端や筋肉への血流量が低下します。

血流が下がった筋肉は本来の柔軟性を失ってしまいます。

柔軟性を失うと、筋肉は固まり、うまく動くことができなくなったり、連続性を保つことができなくなり断裂しやすくなったりします。

こうした機能低下が発生した筋肉が原因となり全身のバランスが崩れて、腰痛が発生します。
それだけでなく、腰の筋肉が断裂や損傷を起こして直接腰痛につながることもあります。

そして寒さは筋肉の機能だけでなく、姿勢や歩行にも影響します。

寒さと歩行

気温が下がると、人間は体温の低下を食い止めるため、特有の姿勢をとります。

それが前かがみ姿勢です。

皆様は、寒い季節に家から出たとき肩をすくめて頭を前に出すような姿勢を取ったことはありませんか?

あの姿勢は、体を縮めることで筋肉が収縮し、血流量をあげるための反射です。

この姿勢の際、上半身が前に倒れることで腰に負担がかかります。

そうして、腰痛を引き起こしてしまうことがあります。

寒さと腰痛の対策

このような状態で大切なことは、まず代謝を上げることです。

冷えきった体をまず、温めてあげましょう。

温めるのにおすすめの場所は、首、脇、おへその少し上、ふとももの内側、つま先です。

これらは冷えやすい場所だったり、大きな血管が通っているため選びました。

特に大きな血管が通る、首、脇、ふとももの内側の4つは温めましょう。

なぜなら人間は温度調節をするために、皮膚に近い血管の血液を外気で温めたり冷やしたりしているため、血液の温度を上げることが体温の上昇や代謝の亢進につながるからです。

これらの対策を行い、是非行ってほしい運動があります。

つま先立ち運動

つま先立ち運動はふくらはぎの筋肉のトレーニングです。

ふくらはぎには大量の毛細血管(小さな血管)が存在し、この中の血液を循環させるたけでも全身血流量が上がるためです。

ではさっそくやってみましょう。

〜トレーニング方法〜

この運動は立って行います。

何か掴まれるところがあると尚良いです。

足の中指のつま先を前方にむけてつま先立ちを行います。

これを10回ほど行ったら完了です。

トレーニングの際に痛みや違和感のある方はお控えください。

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