皆様こんにちは。
一般的に靭帯炎は運動などによる過度な負荷が原因と考える方多いと思いますが、実は猫背などの悪い姿勢により発症することもあることをご存知でしょうか?
デスクワークなど長時間座ることがある方は、このブログで紹介する腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)のストレッチを是非試してください。
腸脛靭帯炎とは
腸脛靭帯とは、太ももの横側に存在する股関節付近から膝まである長い靭帯です。

この靭帯をランニングや運動で酷使することで、使いすぎると腸脛靭帯が付着する膝の部分に炎症が起きて痛みになるという怪我が腸脛靭帯炎です。
膝への負荷は運動など直接的なものだけでなく、姿勢の変化で腸脛靭帯がうまく使えなくないためにかかることがあります。
姿勢と腸脛靭帯
姿勢から膝の痛みが起こることは多くあります。
特に猫背の方は注意です。
猫背になることで、足の外側をよく使う姿勢になります。
すると、日常的に腸脛靭帯を使ってしまい炎症を起こしやすくなります。
また、腸脛靭帯の疲れは猫背を引き起こす原因にもなります。
腸脛靭帯が張りやすい人
腸脛靭帯が張りやすい人として挙げられるのが、猫背の人、デスクワークを長時間する人です。
運動すると起こりやすい症状なのになぜ、デスクワークなのでしょうか?
それはお尻の筋肉が弱まることが関係しています。
座りっぱなしになると、おしりは自重と椅子に挟まれ、圧迫されることでおしりの血流の低下を引き起こします。
この弱まったお尻の筋肉がやっていた股関節の動きや、骨盤の動きを太ももの横側の筋肉で代償することで腸脛靭帯が張りやすくなっていきます。
腸脛靭帯のストレッチ
〜ストレッチ方法〜
このストレッチは立って行います。
右足を左足の前を通って、横にクロスさせます。
そのまま、つま先を触るように前傾していきます。
左足の横側が伸びてきたら10秒間伸ばします。
これを反対足でも行って完了です。
痛みや違和感のある方はお控えください。