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きっしょう昭和通り整骨院お役立ち情報

猫背気味で、膝に力が入らず腰に痛みのある場合はどうしたらいいのでしょうか?

当院に来院されている患者様で、膝のだるさを訴える方が来院されました。この患者様は膝につく筋肉が原因で骨盤の位置を悪くして、腰痛も起こしていました。

今回は膝の痛みと腰痛の関連をご紹介します。

骨盤と膝をつなぐ筋肉

膝から骨盤には大腿四頭筋(だいたいしとうきん)という大きな筋肉があります。

この筋肉は太ももの前にあり、膝を伸ばしたり、股関節を曲げたりするためにある筋肉です。

特徴として、四頭筋と書いてあるとおり、4つの頭がある、つまり4つの筋肉が集まっています。

大腿四頭筋

この中でも3つの広筋群(こうきんぐん)と大腿直筋(だいたいちょくきん)に分類されます。

広筋群は膝の安定に関与していて、大腿直筋は膝を伸ばしたりする際に使われます。

そして骨盤の位置によって、使われ方が変化します。

今回の症状では、大腿直筋が過剰に使われて、広筋群が弱まっている状態でした。

大腿直筋が優位になる状態

大腿直筋が過剰に使われる状況は、骨盤が後ろに倒れている状態、つまり猫背のような姿勢が原因です。

猫背の姿勢が続くことで大腿直筋が疲れてしまうと、骨盤の位置を維持できなくなってしまい、腰痛が発生します。

猫背になることで骨盤の後傾が発生します。骨盤後傾位での大腿四頭筋は、広筋群の作用が弱まり、大腿直筋の作用が強まります。

骨盤後傾での筋肉の収縮と伸長

広筋群とともに行っていた骨盤の前傾の作用が弱まり、骨盤後傾、猫背を引き起こしています。この状態が続くと広筋群が更に弱まっていき、膝のだるさや、力が入らない感覚が発生します。

広筋群を作用させるために、大腿直筋をほぐす必要があります。

大腿直筋のストレッチ

それでは大腿直筋をほぐして、腰痛と膝痛を予防していきましょう。

〜ストレッチ方法〜

このストレッチはうつ伏せで行います。

右足を軽く曲げて、足首を右手で掴みます。

そのまま、最大まで曲げていきます。

このときに、曲げている方の足の付根、腰が浮かないようにしましょう。

そのまま10秒伸ばしたら完了です。

痛みや違和感のある方はお控えください。

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