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膝痛 歩行分析姿勢改善

膝が外側に捻じれて痛みが出ている場合に効果的なストレッチはありませんか?

皆様こんにちは。

膝の痛みの原因を探る上で関節の評価が重要になります。

膝関節のなかには太ももの骨である大腿骨(だいたいこつ)とスネの骨の脛骨(けいこつ)、その横を沿うように走る細い骨の腓骨(ひこつ)、そしてお皿の膝蓋骨(しつがいこつ)があります。

下肢の骨格

今回はこの中でも大腿骨と脛骨の向きや位置について紹介していきます。

大腿骨と脛骨

大腿骨を上から見たときに脛骨と腓骨が内側に回る内旋、または外側に回旋している状態が外旋です。

右膝内旋
右膝外旋

今回紹介するのは脛骨の外旋についてです。

画像のように足が外を向いている状態ですが、これを評価するためには立位になって鏡で自分を見てみましょう。

脛骨の外旋の評価

外旋の画像を見ると脛骨が外を向いています。

しかし自分で骨の方向を知識無しで評価するのは難しいです。

ですので鏡で立っている自分の姿を確認してみましょう。

鏡を前にしたとき、つま先が外を向いている人は脛骨の外旋している可能性があります。

逆に内側を向いている人は内旋している可能性があると言えます。

脛骨の外旋の疑いがある方は、緩和するためのストレッチを行いましょう。

脛骨外旋が起こす膝の痛み

脛骨の外旋は太ももの後ろの筋肉である大腿二頭筋が使えなくなってしまっていることが原因の一つと言われています。

大腿二頭筋(だいたいにとうきん)という筋肉が膝を曲げる作用と外旋の作用を持っています。

大腿二頭筋

安定を失った膝は脛骨の外旋によって膝の内側に痛みを発生させます。

それでは、今回は大腿二頭筋のストレッチを紹介します。

大腿二頭筋のストレッチ

大腿二頭筋は、膝を曲げるための筋肉です。

それでは、ストレッチを紹介します。

〜ストレッチの方法〜

  1. このストレッチは、床やベッドに座って行います。
  2. 長座の姿勢で、軽く足を開きます。
  3. 右足を前に伸ばしてつま先に触れられるように上体を倒します。
  4. 太ももの裏に伸びている感覚がしてきたら、10秒伸ばして完了です。
  5. 左右交互に1回ずつ行ってください。

痛みや異違和感のある方はお控えください。

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