頭痛には様々な原因があります。
神経が痛みを誘発したり、血管が圧迫され血液の循環が悪くなることで痛みが出たり、顎から痛みが出たり、また目の疲れからも考えられます。
今回はそんな目の疲れから来る頭痛について紹介します。
まぶたの重さと目の疲れ
皆様は眠くなったり目が疲れたら、まぶたが重くなったような感覚になりませんか?
あの状態は体の後面にある筋膜が、目の疲れや頭皮の張りから歪みが発生して、循環が滞ることで、実際にまぶたに血液が溜まってしまっている状態です。
そして目が疲れることでこういった状況になります。
目の疲れは後頭部やおでこ、眉毛のラインに発生します。
背中から来る筋膜は、頭に付着します。

背面の筋膜と目の疲れ
背面にある筋膜は特にデスクワークでの不良姿勢で負荷がかかります。
それは前頭部から人体の背面全体を通り足裏に付着するため、猫背などの背骨が背面側に出る姿勢によって負荷が強まるためです。
そして猫背が発生すると、顎位(がくい)の変異も発生します。
顎位とはあごの位置のことで、本来は顎を軽く引いた姿勢なのに対し、猫背になることで頸椎が前に倒れて、顎を前に突き出すような姿勢になります。
この姿勢になることで、背面側の筋膜はまた逆に引かれてしまいます。
この筋膜の歪みが結果的に目の疲労にも繋がっていきます。
今回はそんな筋膜のセルフマッサージを紹介します。
〜マッサージ方法〜
このマッサージはどんな姿勢でもできます。
おすすめはお風呂に入っている温まっているタイミングが効果が出やすいかと思います。
人差し指と中指を使います。
眉毛があるラインを垂直に二本指で押します。
痛気持ちいいくらいの力で7秒間押します。
これを3回に分けて眉毛のラインを押していきます。
痛みや違和感のある方はお控えください。