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腰痛

ゴルフ腰痛予防:なぜ腰痛になるのか?

なぜゴルフで腰痛になるの?その理由とゴルフ腰痛ストレッチをご紹介したいと思います。

秋のゴルフシーズンが終わり寒くなる冬のゴルフに向けてのケアが大切な時期になりましたね。

この間、女性のゴルフ初心者の患者さんが腰痛で来院しました。腰痛には様々な種類がありますが、今回の症状はカラダを左回旋(左に捻りながら回る動作)で痛みがある腰痛でした。

今回はゴルフで腰痛になってしまう理由と、ゴルフ腰痛ストレッチをご紹介したいと思います。

なぜゴルフで腰痛になるの?

アドレスの姿勢で骨盤が軽い前傾姿勢になります。そして体幹を捻りながらトップを作り、そのまま骨盤前傾ままインパクトをして腰の高さまで前傾が続き、そこからどんどん体幹を捻りながら骨盤が起き上がります。ゴルフを経験されている方ならこの感覚はお分かりになるでしょう。

このようにスイングのような繰り返しの捻り動作(スウィング動作のような繰り返しの体幹の捻り)から、通常の生活では起こらないストレスが股関節につくお尻の筋肉や太腿の後ろの筋肉(ハムストリングの筋肉)へとかかってきます。多くの場合、これらの筋肉の収縮が腰痛の原因となっています。

ゴルフ腰痛ストレッチ

この問題を解消するために股関節のストレッチとトレーニングが大切になります。腰痛予防にはゴルフの腰痛予防に試してほしい2つのトレーニング・ストレッチ。

①片膝立になって上体を真横に向ける

片膝立になって上体を真横に向ける

この股関節のストレッチ回数は息を吐きながら左右10回です。

  1. 床に片膝をついて座り、反対の膝を前に出して90度曲げる。後ろ足側の腕を床と垂直に伸ばし、反対の手は軽くももに添える。
  2. 床と垂直に伸ばした腕でリードしながら、上体を前足側へ傾け、5秒キープしたら元に戻る。左右を変えて同様に行う。

②スクワットの動きにひねりを加える

この股関節の内旋・外旋のトレーニングは左右10回です。【ダメな例】片足に体重が乗っているだけでひねりが入っていない。

スクワットの動きにひねりを加える
  1. 両足を肩幅よりやや広めに開いてまっすぐ立ち、つま先を少し開く。両手を腰に添える。腰椎と骨盤の安定性を保つ。
  2. 片足に体重を乗せるように股関節から上体を前傾させながら、反対側の膝と肩を内側に入れて捻りつつしゃがみ、元に戻る。左右を変えて同様に行う。体幹に力を入れてぶれないようにする。

まずは股関節周辺の筋肉を鍛えて、腰・太ももの後ろの筋肉(ハムストリング)に負担がかからないようにこれからゴルフを楽しんでプレーして下さい。

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