歩行分析、動作分析に特化した吉祥寺の整骨院。院長の吉田です。
前回からちょっと趣向を変えてお役立ち解剖学!!
今回はヒラメ筋です。
僕ら専門家によくあることですが・・・専門すぎて患者さんに伝わらないことがよくあります。
ヒラメ筋といってもサカナのヒラメではありません。笑
ただ、筋肉の形がヒラメには似ていますが・・・ヒラメ筋は腓腹筋よりも内側にある骨の周りについている筋肉です。
ヒラメ筋の位置は・・
ふくらはぎの位置の中側にある筋肉だとイメージしてください
【日常の生活では】
・姿勢の維持長時間立っていることに働いている筋肉です
・つま先立ちになって高いところの物をとるときに、使います。
【スポーツでは】
・走り幅跳びなどジャンプ動作。
・競歩やマラソンなどでも使われます。
ヒラメ筋は姿勢に深く関係している抗重力筋と言われている筋肉です。
抗重力筋とは・・・
地球の重力に対して姿勢を保つために働く筋肉のことです。
どういう筋肉かというと、
立つ・姿勢維持・歩く・基盤になる筋肉です。
高齢者が加齢により筋肉が落ちると日常生活動作に影響ある筋肉です。
ヒラメ筋は地味に大切な筋肉です。
それではヒラメ筋のストレッチについてお伝えします。
【ヒラメ筋のストレッチ】
ーしゃがみ込む時の注意点についてー
しゃがみ込む途中で絶対にX脚やO脚にならないでください。
その理由は、膝などを痛めたり、その膝をかばい、股関節や腰まで痛くなることがあります。
このポイントをしっかりと抑えてストレッチを行ってください。
【ヒラメ筋のストレッチ】
①両足を肩幅に広げます。
②そのまま下にしゃがみ込みます
③その時に必ずかかとは床につけて置いてください
④ 4秒かけて下り4秒かけて上がります
⑤回数は3セット
もし、足首が固ければ椅子など補助用具を使ってストレッチをしてみて下さい。
踵が地面に離れないで膝が曲がるところまでで大丈夫です。
無理をせずに自分のベースでストレッチしてみて下さい。