先日、ふとももの付け根の痛みと腰痛を訴えてる患者様が来院されました。
その患者様は変形性股関節症の疑いが見られました。
変形性股関節症は手術の適応になる場合があります。
今回はそんな変形性股関節症の疑いがある方の特徴や歩き方を紹介します。
変形性股関節症とは
変形性股関節症は、股関節の受け皿と関節する太ももの骨、大腿骨の先端の軟骨がすり減ったり、変形したりすることで発生する症状です。



変形性股関節症になると、様々な日常の動作に支障が出ます。
症状の軽い初期のうちに、適切な処置することで痛みが軽減しますので、ご紹介するチェックリストで早期発見を試みてください。
変形性股関節症のチェックリスト
太ももの付け根や、腰痛がある方は、この項目に当てはまるかチェックしてみましょう。
- 足の前側の太ももの付け根に痛みがある。
- 最近立ったまま靴紐を結べない、下に落ちているものが拾いにくい。
- 歩くときに体が、大きく左右に揺れる。
- 膝が重く感じる。
- 夜寝ているときも痛い
いかがですか?
とくに5番目に当てはまる方は要注意です。夜間痛といい、すでに股関節に炎症(組織に損傷が発生して痛みが発生する物質がある状態です。)が発生しています。
すべて当てはまるようならすぐに病院へ受信しましょう。
チェックリストに当てはまる方はどこへ行けばいいの?
チェックリストに当てはまる方は、5つ当てはまる方は、すぐに整形外科でレントンゲンの撮影を行いましょう。
夜間痛が発生している状態だと、かなり症状は悪化しています。
手術の適応になる場合があるため、早期の受診を勧めます。
3つほどであれば、まだ初期の症状と思われます。当てはまる方はぜひ接骨院や手技を行っている治療院をおすすめします。
当院では、患者様の歩行や状態を見て症状が深刻であればすぐに整形外科をご紹介いたします。ご心配の方はぜひご来院ください。お電話あるいはネットでご予約ください。